みなさん、こんにちは。
今回は科学アドベンチャーシリーズ第4弾『カオスチャイルド』について紹介していきます。
カオスチャイルドのキャッチコピーはずばり『このゲームはシュタインズ・ゲートを超えたのか?』
アニメやゲームなど様々なコンテンツで大人気となったゲームであるシュタインズゲートに挑戦的な謳い文句で挑んでいったゲームが今回紹介する『カオスチャイルド』です。
科学アドベンチャーシリーズは制作陣がおなじため、『カオスチャイルド』も名作『シュタインズゲート』と同じ制作陣によって制作されています。
とはいえ、『シュタインズゲート』に比べ知名度も低く『カオスチャイルド』については意外と知られていないのが現状です。
『カオスチャイルド』ってどんなゲーム?おもしろい?
今回は『カオスチャイルド』ってこんなゲーム!というのがわかるように解説していきます。
この記事ではゲーム版『カオスチャイルド』について紹介していくので、アニメについてはこちらの記事を参考にしてください。
では行ってみましょう。
ゲーム版『カオスチャイルド』とは?
『カオスチャイルド』は2014年に5pb.から発売された科学アドベンチャーシリーズの第4弾の作品となります。
『シュタインズゲート』は科学アドベンチャーシリーズ第2弾で2010年の秋葉原を舞台にしていますが、『カオスチャイルド』では2015年の渋谷が舞台です。
第1弾である『カオスヘッド』が2009年の渋谷を舞台にしているので『カオスチャイルド』は『カオスヘッド』との繋がりのほうが強いです。
しかし、科学アドベンチャーシリーズ全体で世界設定などは共通していますがすべてプレイしていなくても楽しめるようにそれぞれの作品が独立しています。
そのため、全くのシリーズ初心者でも楽しめます。
『カオスチャイルド』の概要
前述した通り、カオスヘッドの後継作となっており設定を多く引き継いでいます。
舞台もカオスヘッドと同じ渋谷。カオスヘッドから6年経過した2015年が舞台です。
ゲームジャンルもカオスヘッド同様「妄想科学アドベンチャー」です。
設定等共通する部分は多いので、あらかじめカオスヘッドについても知っておくと物語に入り込みやすくなります。
カオスチャイルドのストーリー
『渋谷地震』と呼称されることになった震災から6年。
物語は西暦2015年10月──復興中の渋谷区からスタートする。
碧朋学園新聞部の部長、宮代拓留は、とにかくゴシップが好きだ。
そんな彼の元に複数の事件情報が舞い込む。
ある者はネット中継で公開処刑され。
ある者はストリートライブ中に歌いながら殺され。
そしてまたある者は、ホテルで天井から釣られ……。宮代達は事件を調査しながら、ある事実に気づく。
これは、6年前に渋谷を恐怖のどん底に落としたとある事件の再来なのだと。渋谷で覚醒しつつある妄想具現者『ギガロマニアックス』たち。
彼らの胎動により妄想の扉が再び解き放たれる
……かもしれない。
カオスチャイルド 公式サイト
今からカオスヘッドをプレイすると作品の発売から10年前ということもあり若干の古くささを感じます。
しかし、カオスチャイルドは主人公が自分のことを「情報強者」と定義し、情弱をバカにするような行動・言動をとることがあります。実に今っぽいですね。
そんな自称・情強主人公ですが、とある事件に首を突っ込んでしまったがために引き返すことができない深みにはまっていくといった感じです。科学アドベンチャーあるあるですね。
事件の真相や黒幕の正体、知りたくなかった現実の数々、とあるトラウマ、プレゼントボックス…。クリア後は「やってくれたな、科学アドベンチャー」となる名作です。
『カオスチャイルド』の登場人物
宮代拓留(みやしろたくる) cv.松岡禎丞
本作の主人公で新聞部の部長を務める高校3年生。
6年前の大地震で両親を亡くしており、避難所となっている宮下公園にキャンピングカーを停めて寝泊りをしている。
自らをリア充で情報強者と自称する、ちょっと痛い人物。
宮代拓留
科学アドベンチャー恒例の痛い主人公です。
毎度のごとくですが、最初は多少痛いくらいの方が科学アドベンチャーとして効いてくるのはシリーズを通して実証済みなので大人しく受け入れていきましょう。
尾上世莉架(おのえせりか) cv.上坂すみれ
ヒロインの一人。新聞部に所属する高校2年生。拓留とは幼なじみで、彼を「タク」と呼ぶ。
尾上世莉架
常に拓留について歩くメインヒロインです。カワイイ。
なぜか公式サイトの説明が少ないのが気になりますが…。
来栖乃々(くるすのの) cv.ブリドカットセーラ恵美
碧朋学園の生徒会会長で、新聞部の副部長。
拓留と同じく地震で両親を亡くしており、彼と同じ児童養護施設に身を寄せていた。
文武両道でリーダーシップがあり、男女問わずクラスメイトから慕われている。
来栖乃々
生徒会長枠。ただのギャルゲーなら単なる攻略対象の一人となるだけなんですが、これは科学アドベンチャー。最後までお楽しみください。
ゲーム版『カオスチャイルド』の評価は?
前述しましたが、このゲームのキャッチコピーの一つが「このゲームはシュタインズ・ゲートを超えたのか?」。
駄作のゲームが名作に挑戦するようなキャッチコピーなんて語りませんよね。
ちなみに一部では売り上げはシュタインズ・ゲートの方が上だが、評価はカオスチャイルドの方が上だったという声もあるようです。
では、もう少し掘り下げてみていきましょう。
パッケージや前作カオスヘッドをプレイした方ならわかると思いますが、カオスチャイルドもサスペンスというかミステリーに近い作品です。
また、グロやホラーといった要素に加え胸糞展開があるのも特徴で、それもあってかエンディングの余韻を感じる方も多いようです。
科学アドベンチャー特有の痛い主人公ですが、今作はカオスヘッドやシュタインズ・ゲートに比べマイルドになっていることもあって、主人公に抵抗があるという方は少ないようです。
カオスヘッドの舞台や設定を引き継いでいるため、部分的にはわかりにくい箇所もあったようです。
私自身の体感としては、カオスヘッドはプレイ済みであったためそう感じるところはなかったのですが、人によっては感じる場面があったようです。
一方、未プレイの方のレビューを見ても高評価を付けられている方も多く、一応物語としては独立しているため、必須ということもなさそうなので好きな方からプレイすればいいかと思います。
用語に関してはこちらでも紹介しているので、参考にしてもらえれば幸いです。
グロ要素に関しては、シュタインズ・ゲートと比べるとかなり多いため、シュタインズ・ゲートから入る方は多少身構えた方がいいと思います。
カオスヘッドをすでにプレイしている方にとっては、許容範囲かと思いますので、そのままプレイしても構いません。ただし、プレゼントボックスには気をつけてください。
カオスチャイルドのアニメは見るべき?
『カオスチャイルド』のアニメについて詳しくはこちら。
カオスチャイルドのアニメは1クール12話に未放送話で構成されています。
名作と言われたシュタインズ・ゲートのアニメは2クールで、アニメは微妙だったカオスヘッドは1クールです。
察しのいい方はわかるかと思いますが、アニメを見るならゲームをやろうが私個人の意見です。
そもそも科学アドベンチャーのコンセプトは「99%の科学と1%のファンタジー」ですから、設定を掘り下げるまでにかなり時間もかかり、最初から面白い作品というよりはジワジワ面白さがわかってくる作品です。
それを1クールでまとめようとするのはなかなか至難の業であることは想像できるかと思います。
概ねアニメを視聴した方の評価を見ると「尺が足りない」とか「シュタゲみたいなのを期待したのに」みたいな声が目立ちますが、アニメだけだとそう思うのは仕方がないかと思います。
一方で、何となくカオスチャイルドや科学アドベンチャーの世界観を知りたいという方には見る価値はあるかと思います。ただそこで終わらずに必ずゲームはプレイしてください。
まとめ【トラウマ級グロゲー】カオスチャイルドとは?おもしろいらしいけど評価は?
- カオスチャイルドは科学アドベンチャーシリーズ第4弾でカオスヘッドの続編!
- 続編だけど物語は独立しているため、単発でもプレイ可能!
- ミステリーやホラー要素に加え、グロ要素に注意!プレゼントボックス…。
- アニメを見るならゲームをやろう!
科学アドベンチャーシリーズでは、シュタインズ・ゲートが圧倒的な人気ですが、他のシリーズ作品もかなりストーリーが練られていますし、伏線回収はシリーズ通して定評があります。
これを機会に興味を持っていただけたら、別の作品もプレイしてみることをおすすめします。
今回は「カオスチャイルドの紹介」でした。
ではまたの機会に。