みなさん、こんにちは。
今回は『ヒラヒラヒヒル』の体験版をクリアしたので個人的感想をまとめていきます。
発売日までまだ時間もありますし、体験版は無料なのでぜひプレイしてみましょう。
『ヒラヒラヒヒル』とは?発売日はまだ未定!

死んだ人間が蘇る不思議な現象が多発する世界。しかし、蘇った人々は知性や記憶が衰え、肉体も徐々に腐敗していく。日本では彼らは「ひひる」や「クサレ」と呼ばれ、かつては崇められましたが、時代とともに忌避される存在になっていった。やがて「ひひる」は医療の対象として「風燗症」と名付けられる。
大正初期、医学博士・加鳥周平は日本の風爛症対策の遅れを嘆き、その改善のため調査に取り組んでいた。調査に参加することになった青年医師の千種正光と本来は風燗症に関わるはずがなかった学生の天間武雄。物語は2人の視点を通して、「風爛症」と戦う人々の奮闘が描かれる。
『ヒラヒラヒヒル』は架空の大正時代を舞台にしたノベルゲームで、発売日は2023年とされており、まだ詳細は未定です。
脚本は「瀬戸口廉也」氏。『キラ☆キラ』や『MUSICUS!』、『SWAN SONG』といったアダルトゲーム業界では名作ゲームを多く世に送り出してきた脚本家です。
製作は「ANIPLEX.EXE」。これまでも『ATRI』や『徒花異譚』などを製作したアニプレックスのノベルゲーム製作ブランドです。
『ヒラヒラヒヒル』体験版の個人的感想と評価

『ヒラヒラヒヒル』の体験版をプレイした個人的感想をまとめていきます。
雰囲気はずっと暗い
『ヒラヒラヒヒル』はテーマが重いこともあって基本的にずっと重く暗い雰囲気のまま進行していきます。
舞台設定全般で、息苦しい田舎であったり、情勢も不安定な大正初期であったり、おまけにテーマが生死や蘇りであったりと明るい雰囲気を探そうにも探せないくらい重苦しい世界観となっています。
これ以上ないくらいリアリティをもとめつつも「風燗症」というフィクションがこの作品のアクセントになっています。フィクションの疾患でありながら、差別や生死といった深いテーマも関連しており、体験版でありながらやりごたえは十分でした。
先が気になる部分も多く、製品版もどういうオチになるかはかなり気になります。
文章は読みやすく、世界観に入りやすい
瀬戸口作品をプレイしたことがある方は言わずもがな、未プレイの方にも非常に読みやすい作品となっています。
世界観は重い割に文章自体はすっと入ってくるので、世界観に入りやすくハマると一気にプレイしてしまうくらいです。
『ヒラヒラヒヒル』はリアリティがあるので、余計な説明も必要もなく用語も多くないため、読み物として初心者にもオススメできる作品です。
まとめ【『ヒラヒラヒヒル』は考える前にやってみよう!】
今回は『ヒラヒラヒヒル』体験版の個人的感想と評価でした。
製品版ではないため、これからどう転ぶかは判断しかねますが、これからが楽しみな作品ではあります。
体験版は無料なのでぜひプレイしてみてください。