みなさん、こんにちは。
今回はホワイトアルバム2のメインヒロインの1人『冬馬かずさ』について紹介していきたいと思います。
ホワイトアルバム2は三角関係をひとつのテーマとしており、二大ヒロインの一角を担うのが今回紹介する『冬馬かずさ』です。
『冬馬かずさ』の魅力を知れば必ず「ホワイトアルバム2」という作品にも興味が出ると思います。
この記事を読んだ後にぜひ「ホワイトアルバム2」を遊んでみてください。
では、いってみましょう。
【ホワイトアルバム2】冬馬かずさはどういう人物?
峰城大付属3年E組の不良娘。居眠り、遅刻、サボリの常習犯であり、大人に理解されない鬱屈を抱えている。長い黒髪とモデル顔負けのスタイルを持ち、その孤高で暴力的な性格と鋭い美しさは、周囲との距離をさらに広げてしまう。どちらかといえば緒方理奈派。
冬馬かずさは『ホワイトアルバム2』のメインヒロインの一人です。
序章である「introductory chapter」では主人公・北原春希の隣の席に座るクラスメートでサボり常習犯でもあるため、お人好しの春希が人一倍手を掛ける相手となります。
かずさは2年になってから音楽科から転入してきた変わり者で母親が天才ピアニストということもあり、学校の中では超有名人です。
とある理由から主人公・春希ともうひとりのメインヒロイン・小木曽雪菜とともにバンドを組むことになり、物語は動き始めます。
【ホワイトアルバム2】冬馬かずさはなぜ人気?
冬馬かずさの主な人気の理由は以下のとおりです。
- めんどくさい、わがまま、臆病、繊細、性格悪い
- 圧倒的音楽センス
- 母親との関係性
文章では伝わりにくい部分もあるため、アニメかゲームの「intoroductory chapter」だけでもをプレイするとイメージがつきやすいと思います。
冬馬かずさの魅力①:めんどくさい、わがまま、臆病、繊細、性格悪い
冬馬かずさという人物は決して性格がよくありません。世話焼きヒロインや妹系ヒロインとは決して相容れない性格の悪さが最大の特徴と言えます。
しかし、性格の悪さなくして冬馬かずさは語れません。
天才ピアニストであかずさは、とにかくわがままで自分勝手な行動をします。また、めんどくさく繊細かつ臆病であり、総じて性格が悪いと言えます。
しかし、表面上の行動だけを挙げるとただのわがまま少女ですが、「こうしたいけどできない自分」「弱さを見せたくない、もっと強く見せたい」といった心情も透けて見えるのがかずさの魅力の一つです。
春希が悩み、迷い、選択した気持ちがわかります。それほどまでに魅力的なのです。
ゲーム版の最終章である「Coda」までクリアすると『冬馬かずさ』という人物の魅力がよくわかると思います。
『ホワイトアルバム2』は3人の人間関係をよりリアルに描写していることもあり、クリア後の喪失感は何にも耐え難いものがあります。
冬馬かずさの魅力②:圧倒的音楽センス
ホワイトアルバム2のPVを見ていただければ理解できると思いますが、ピアノだけでなくサックスなどの楽器全般に精通しています。それも全て素人レベルではありません。
春希がど素人レベルのギターを練習しているときにもピアノで旋律をリードしたり、直接ギターを教えてくれたりします。口では嫌々言いながら。
音楽に関しては高校生時点では特に努力することなく、一般人のレベルを超えており、この能力があったからこそホワイトアルバムという物語が展開するきっかけともなっています。
常人離れした音楽センスはかずさのアイデンティティでもあり、後述する母親とのつながりを感じる部分でもあり、誇りでもあります。音楽センスなしに冬馬かずさを語ることはできません。
冬馬かずさの魅力③:母親と関係性
かずさの母親もかなりの強者です。かずさに負けず劣らずのじゃじゃ馬ですが、天才的な音楽家でありピアニストでもあります。
そんな母親を持ったかずさですから幼少のころから、音楽に関して英才教育を受けており、現在の天才的な音楽センスを持っています。
しかし、高校生の時点では周囲の母親との比較や自分の能力不足に鬱屈し、音楽から離れ春希の隣の席で寝て過ごす堕落した生活を送るようになります。
ただ、かずさ自身は母離れや音楽離れをしようとするのですが、そもそもどっちも大好きです。口ではいろいろ言いますが、結局離れることができなかったんです。
それが春希と関わるきっかけとなり、雪菜と知り合うきっかけとなり、人生を変えるきっかけとなります。
アニメや高校生編では大きく語られることはない母親との関係性ですが、物語が進むにつれかなり重要な要素になってきます。未プレイの方はぜひプレイしてみましょう。
【ホワイトアルバム2】冬馬かずさの名言
全ルートから印象的なかずさの名言をピックアップしていきます。【ネタバレ厳禁】で紹介していきます。
- あたしが、先だった…。先だったんだ
- なんでそんなに慣れてるんだよっ!
- どうぞ授業を続けてください。あたしのことでしたらお構いなく
- 泣いても笑ってもいいけど、投げ出したら殴るから
- あたしがいつそんなこと言ったって言うんだ。何月何日何時何分何秒?言っとくけど一秒でもずれたら不正解だからな
- 北原とあたし、たった今、友達になっちゃったな
- や、やめてよ…あたしを、あたしを無視しないでぇ
あたしが、先だった…。先だったんだ
「冬馬かずさ」を代表する名言にして「ホワイトアルバム2」といえばの名言です。
かずさらしい強がりながら同時に弱みも見せてしまった名言。
知っています。みんな知っているんですよ。
でも結果はこれなんですよ。春希も雪菜もみんな知っています。
ああ、胃が痛い…。
なんでそんなに慣れてるんだよっ!
春希に対する痛い一言。言われたら何も言い返せないですよね。
このセリフには、かずさ自身のやるせなさや嫉妬、後悔などさまざまな感情が込められています。
ああ、胃が痛い。
どうぞ授業を続けてください。あたしのことでしたらお構いなく
いつもはツンケンしているかずさらしい一言。
別に授業の邪魔はしてないんだからそちらはご自由にどうぞという姿勢が読み取れます。
ここだけ見るとただの不良ですね。でもこういうところで強がるから弱さを見せるとほっとけなくなるのでしょう。
泣いても笑ってもいいけど、投げ出したら殴るから
かずさの本気度とほんのちょっとのやさしさが垣間見える名言。
感情を表現するのはいいけど、途中で投げ出すことだけは許しません。これに賭けるかずさの本気度がうかがえます。
あたしがいつそんなこと言ったって言うんだ。何月何日何時何分何秒?言っとくけど一秒でもずれたら不正解だからな
かずさらしい名言②。高校生編でこれを言ってても、かなり子供ですがこの発言は社会人編です。
いい大人がこんなこと言うかと思いますが、時間が経ってもかずさはかずさであることがわかる一方、子供みたいなことを言ってしまうほどムキになってしまっていることもわかります。
こういうところも冬馬かずさの魅力でしょう。
北原とあたし、たった今、友達になっちゃったな
かずさのこういうところですよね。憎い一言です。
これもツンデレというのでしょうか。少し過去の言葉になってきた気もするのですが、素直なかずさも魅力的です。
二人とも、迷ったらあたしの音だけ聴け。なんとか導いてやるから
かっこいいかずさの名言。音楽関連であれば向かうところ敵なしの頼もしい一言。
間違いようもありません。
や、やめてよ…あたしを、あたしを無視しないでぇ
弱さ全開のかずさの名言。繊細さが見て取れます。
最初は強気で勝手にしろ的な反応をするんですが、結局もろさや弱さが見えるのもかずさの魅力のひとつ。
どつぼにハマる春希の気持ちがよくわかります。
まとめ【ホワイトアルバム2のヒロイン・冬馬かずさはなぜ人気?】
冬馬かずさがどういう人物か少しは伝わったでしょうか。
私自身は全ルートクリア済みでかずさの魅力も雪菜の魅力ももちろん武也の魅力も知っているつもりですし、この物語が胃に悪いことも重々承知です。
しかし、冬馬かずさという人間を記事にするにあたりホワイトアルバム2について調べなおすとこの子がどれだけ魅力的かつこの物語がどれだけ胃に悪いか再確認することになりました。
雪菜についての記事もあるので、興味があればぜひそちらも覗いてみてください。また胃がやられますよ。
ああ、フィギュアほしい…。
今回は「ホワイトアルバム2のメインヒロイン・冬馬かずさの紹介」でした。
では、またの機会に。