みなさん、こんにちは。
今回はホワイトアルバム2のメインヒロインの1人『冬馬かずさ』について紹介していきたいと思います。
ホワイトアルバム2は三角関係をひとつのテーマとしており、二大ヒロインの一角を担うのが今回紹介する『冬馬かずさ』です。
『冬馬かずさ』の魅力を知れば必ず「ホワイトアルバム2」という作品にも興味が出ると思います。
この記事を読んだ後にぜひ「ホワイトアルバム2」を遊んでみてください。
では、いってみましょう。
【ホワイトアルバム2】冬馬かずさはどういう人物?

峰城大付属3年E組。
公式HP
窓際の席で常に居眠りしている、遅刻、サボリの常習犯にして、大人はわかってくれない的な鬱屈を抱える、時代錯誤な不良娘。長く艶やかな黒髪、モデル顔負けのスタイル、切れ長の瞳というその孤高で暴力的な性格に似合いすぎる鋭利な美しさのせいで、余計に周囲との距離が広がってしまうという悪循環に陥っているが、本人は何処吹く風で強がっている。
誰にも聞かれたことはないが、どちらかと言えば緒方理奈派。
序章である「introductory chapter」でのキャラクター紹介です。
高校生編にあたる部分ですが、ここからがすべての始まりです。
冬馬かずさは世話焼き委員長の主人公・春希の隣の窓際の席で常に居眠りをしているやる気なしヒロインです。
2年になってから音楽科から転入してきた変わり者で母親が天才ピアニストということもあり、学校の中では超有名人です。
母親と比較されるのも嫌で音楽から距離を取りますが、普通科の勉強にもついていけずひねくれています。
教師陣も見て見ぬふりなため、おせっかい主人公が世話を焼き始めるわけですが、春希は春希でギターの練習中。
そこから春希とかずさの持ちつ持たれつの奇妙な関係性ができていきます。
【ホワイトアルバム2】冬馬かずさはなぜ人気?

冬馬かずさについてはいくつかの魅力に分けて解説していきます。
アニメかゲームの「intoroductory chapter」をプレイしているとわかりやすくなります。
冬馬かずさの魅力①:圧倒的音楽センス
ホワイトアルバム2のPVを見ていただければ理解できると思いますが、ピアノだけでなくサックスなどの楽器全般に精通しています。それも全て素人レベルではありません。
春希がど素人レベルのギターを練習しているときにもピアノで旋律をリードしたり、直接ギターを教えてくれたりします。口では嫌々言いながら。
音楽に関しては高校生時点では特に努力することなく、一般人のレベルを超えており、この能力があったからこそホワイトアルバムという物語が展開するきっかけともなっています。
常人離れした音楽センスはかずさのアイデンティティでもあり、後述する母親とのつながりを感じる部分でもあり、誇りでもあります。音楽センスなしに冬馬かずさを語ることはできません。
冬馬かずさの魅力②:母親と関係性
かずさの母親もかなりの強者です。かずさに負けず劣らずのじゃじゃ馬ですが、天才的な音楽家でありピアニストでもあります。
そんな母親を持ったかずさですから幼少のころから、音楽に関して英才教育を受けており、現在の天才的な音楽センスを持っています。
しかし、高校生の時点では周囲の母親との比較や自分の能力不足に鬱屈し、音楽から離れ春希の隣の席で寝て過ごす堕落した生活を送るようになります。
ただ、かずさ自身は母離れや音楽離れをしようとするのですが、そもそもどっちも大好きです。口ではいろいろ言いますが、結局離れることができなかったんです。
それが春希と関わるきっかけとなり、雪菜と知り合うきっかけとなり、人生を変えるきっかけとなります。
アニメや高校生編では大きく語られることはない母親との関係性ですが、物語が進むにつれかなり重要な要素になってきます。未プレイの方はぜひプレイしてみましょう。
冬馬かずさの魅力③:めんどくさい、わがまま、臆病、繊細、性格悪い
これ無くして冬馬かずさを語れません。かずさに関連するルートをクリアしていればすべて当てはまることが理解できるかと思います。
天才ピアニストである冬馬かずさは、とにかくわがままで自分勝手な行動をします。また、めんどくさく繊細かつ臆病であり、総じて性格が悪いと言えます。
では、かずさは性格が悪い不人気ヒロインなのでしょうか?いいえ違います。
これらすべてが魅力なのです。ここまで乏しめておいて何を言っているのかわからないかもしれませんが、これが冬馬かずさを表す魅力であり、そのどれもが愛おしくなるのです。
春希が悩み、迷い、選択した気持ちがわかります。それほどまでに魅力的なのです。
これはおそらくゲームをしなければわからないかと思います。言葉で伝えられないのが歯がゆいですが、そこがホワイトアルバム2が人気である所以でもあると思います。ぜひプレイしてしましょう。
【ホワイトアルバム2】冬馬かずさの名言

全ルートから印象的な名言をピックアップしていきます。
物語の核心には触れませんので、名言から冬馬かずさがどんな人物なのか感じてみてください。
どうぞ授業を続けてください。あたしのことでしたらお構いなく
まずはかずさらしい一言。別に授業の邪魔はしてないんだからそちらはご自由にどうぞという姿勢が読み取れます。
ここだけ見るとただの不良ですね。
泣いても笑ってもいいけど、投げ出したら殴るから
かずさの本気度とほんのちょっとのやさしさが垣間見える名言。
感情を表現するのはいいけど、途中で投げ出すことだけは許しません。これに賭けるかずさの本気度がうかがえます。
あたしがいつそんなこと言ったって言うんだ。何月何日何時何分何秒?言っとくけど一秒でもずれたら不正解だからな
かずさらしい名言②。高校生編でこれを言ってても、かなり子供ですがこの発言は社会人編です。
いい大人がこんなこと言うかと思いますが、時間が経ってもかずさはかずさであることがわかる一方、子供みたいなことを言ってしまうほどムキになってしまっていることもわかります。
こういうところも冬馬かずさの魅力でしょう。
北原とあたし、たった今、友達になっちゃったな
かずさのこういうところですよね。憎い一言です。
これもツンデレというのでしょうか。少し過去の言葉になってきた気もするのですが、素直なかずさも魅力的です。
二人とも、迷ったらあたしの音だけ聴け。なんとか導いてやるから
かっこいいかずさの名言。音楽関連であれば向かうところ敵なしの頼もしい一言。
間違いようもありません。
や、やめてよ…あたしを、あたしを無視しないでぇ
かっこいいかずさと打って変わって弱いかずさ。繊細さが見て取れます。
最初は強気で勝手にしろ的な反応をするんですが、少しつつくとこの有様。
どつぼにハマる春希の気持ちがよくわかります。
なんでそんなに慣れてるんだよっ!
春希に対する痛い一言。言われたら何も言い返せないですよね。
ああ、胃が痛い。でも好きなんだよなあ。
あたしが、先だった…。先だったんだ
知っています。みんな知っているんですよ。
でも結果はこれなんですよ。春希も雪菜もみんな知っています。
ああ、胃が痛い…。
まとめ【ホワイトアルバム2のヒロイン・冬馬かずさはなぜ人気?】
冬馬かずさがどういう人物か少しは伝わったでしょうか。
私自身は全ルートクリア済みでかずさの魅力も雪菜の魅力ももちろん武也の魅力も知っているつもりですし、この物語が胃に悪いことも重々承知です。
しかし、冬馬かずさという人間を記事にするにあたりホワイトアルバム2について調べなおすとこの子がどれだけ魅力的かつこの物語がどれだけ胃に悪いか再確認することになりました。
雪菜についての記事もあるので、興味があればぜひそちらも覗いてみてください。また胃がやられますよ。
ああ、フィギュアほしい…。
今回は「ホワイトアルバム2のメインヒロイン・冬馬かずさの紹介」でした。
では、またの機会に。