【妄想科学アドベンチャー】カオスヘッドはおもしろい?ノアとの違いや世間の評価は?アニメは見るべき?

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カオスヘッド
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科学アドベンチャーシリーズと聞いて、みなさんは何を連想しますか?

多くの方は、人気の火付け役ともなった「シュタインズ・ゲート」を連想すると思います。

しかし、シュタインズ・ゲートって実は科学アドベンチャーシリーズの第2作目なんです。

シュタインズ・ゲートほど知られていませんが、科学アドベンチャーシリーズ第1作目は「CHAOS;HEAD(カオスヘッド)です。

実は知られていないだけでカオスヘッドってめちゃめちゃ面白いんですよ

そこで今回は科学アドベンチャーシリーズ第1作目のカオスヘッドについて紹介していきたいと思います。

  • カオスヘッドって何?おもしろいの?ノアと何が違うの?
  • カオスヘッドの一般的な評価は?
  • アニメもあるらしけど見るべき?

今回はこのような疑問を解決していきたいと思います。今回の結論は…

  • カオスヘッドは科学アドベンチャーシリーズなだけあっておもしろい!
  • 特に理由がないなら買うならカオスヘッドノア!
  • カオスヘッドの世間の評価も上々!ゲームはやって損なし!
  • カオスヘッドのアニメは見なくてもいい!なんとなくストーリーだけ知りたい人だけ見よう!

こんな感じになります。一つずつ解説していきたいと思います。

カオスヘッドのゲームをやりたいという方はこちら。

では、行ってみましょう。


「カオスヘッド」とは?ノアとの違いは?

PS3版『CHAOS;HEAD NOAH』プロモーションムービー

「CHAOS;HEAD(カオスヘッド)」は5pb.(現MEGAS.)とニトロプラスのコラボレーション企画として発表された「科学アドベンチャーシリーズ」の記念すべき第1作目となります。

科学アドベンチャーシリーズは「99%の科学と1%のファンタジーをコンセプトに制作されており、いたるところに科学用語が散りばめられており、緻密に計算されたシナリオとなっています。以降のシリーズ同様、企画・原案は志倉千代丸氏です。

ゲームジャンルは妄想科学アドベンチャー

元々はPCで発売されたゲームですが、Xbox360に移植された際に性描写が無いにもかかわらずR18指定(CERO:Z)となった最初のゲームでもあります。

ホラーサスペンスとしても十分な評価を得ており、グロテスクな描写も多いながら、伏線回収などさすがは科学アドベンチャーシリーズの元祖と感じる部分が数多く存在します。

「カオスヘッドノア」は、基本的にはカオスヘッドの加筆修正版と考えてもらって差し支えありません。

基本的なシナリオは同じですが、設定年の変更、立ち絵の追加、個別ルートの追加などを行ったバージョンです。特別な理由がない限りはノアの購入をおすすめします。

ちなみにOPの変更等も挙げられることがありますが、ノアと無印の違いというよりコンシューマの違いだったりするので注意してください。

一応、現在はDMMでのみ無印版が購入可能です。


キャッチコピーは「その目だれの目?」

カオスヘッドのストーリー

現実? 妄想? きみの真実ホントはどれ?

「三次元に興味はないよ」と言い切り、基地ベースと呼んでいるコンテナハウスで大量の美少女フィギュアに囲まれながら生活する、引きこもり一歩手前の高校2年生、西條拓巳

彼が住む渋谷では、『ニュージェネレーションの狂気(通称:ニュージェネ)』と呼ばれる連続猟奇殺人事件が発生し、ネットやテレビを日々騒がせていた。

ある日、いつものようにチャットをしている拓巳の前に、『将軍』と名乗る人物が現れる。
彼が発言したURLのリンク先にあったものは次のニュージェネ事件を予言するようなグロ画像だった。
さらに、翌日、拓巳は、予言された通りの殺され方をした、凄惨な事件現場に遭遇する。
そしてその遺体の前には、血まみれの少女——咲畑梨深が立ち尽くしていた。

拓巳の平穏な日々に猟奇事件の影が忍び寄っていた——。

カオスヘッド 公式HP

前述した通り、シュタインズ・ゲートに比べかなりグロテスクな表現が多い作品です。

舞台は現代の渋谷。シュタインズ・ゲートでもカオスヘッドの事件が語られることがあるため、シュタインズ・ゲートの時間軸より少し前になります。

そんな渋谷で、数々の猟奇的かつ不可解な事件が頻発。主人公は最初は当初、無関係な傍観者であったはずが、ある出来事をきっかけに事件に巻き込まれていくという内容です。

「99%の科学と1%のファンタジー」というだけあって、かなりストーリーも作り込まれています。

カオスヘッドの登場人物

PS3版『CHAOS;HEAD NOAH』オープニングムービー

西條 拓巳(さいじょうたくみ) cv.吉野裕行

本編の主人公。私立翠明学園2年生。人との直接的なコミュニケーションを嫌い、最低限の外出しかしないネット依存症の少年。

ナイトハルトというハンドルネームで1日中ネットゲームをし、学校は出席日数を計算して必要以上に登校しない。

妄想癖があり、思い込みが激しく、しばしばネガティブな方向へ暴走する。ダメ人間。

西條拓巳 公式HP

典型的なキモオタ系主人公。公式にも散々な言われようのダメ主人公。

しかし、この主人公、あらゆる世界において屈指の強さを誇る最強主人公として名高かったりします。

咲畑 梨深(さきはたりみ) cv.喜多村英梨

拓巳がニュージェネ事件の現場であった謎の少女。翠明学園の制服姿で、拓巳に対して優しく気さくな笑顔を向けてくる。彼女の真意や目的は一切不明。

咲畑梨深 公式HP

いろいろ情報が不透明な美少女。パッケージ飾ってメインヒロイン感出しているのに黒幕とか面白い展開ですよね。

蒼井 セナ(あおいせな) cv.生天目仁美

私立翠明学園3年生。クールな性格で、誰彼かまわず睨みつけるため、周囲に人が寄り付かない。クラスで浮いた存在で、学校にはほとんど来ず、毎日のように渋谷の街を徘徊しているらしい。

蒼井セナ 公式HP

クール不良少女。学校行かず、渋谷の街を徘徊とかすぐ補導されそうですけどね。

学校も行かない不良なので、本来ならキモオタ引きこもり主人公とは決して交わることがない世界の住人です。

楠 優愛(くすのきゆあ) cv.たかはし智秋

私立翠明学園3年生。誰にでも優しく年下に対しても敬語を使う。少し気弱だが、その反面我慢強く、一度これと決めたことはとことんやり遂げようとする。拓巳をニュージェネの犯人と考えている。

楠優愛 公式HP

シュタインズ・ゲートのせいで科学アドベンチャーシリーズの眼鏡女子にトラウマを覚えてたのは私だけではないはず。

ニコニコして近くにいる人に限って黒幕ということもあるので注意しておきたいですね。

折原 梢(おりはらこずえ) cv.辻 あゆみ

私立翠明学園2年生。おとなしい性格で、常におどおどしている。ドジっ娘で、すぐ泣きべそをかき、とにかくすぐに謝る。異性からはカワイイと言われるが同性からはよく思われていないらしい。

折原梢 公式HP

守ってあげたい系ドジっ子ヒロイン。当然のことながら同性には嫌われます。普通のギャルゲーだったらいじめから助けてあげたりするエピソードとかありそうなんですけどね。

岸本 あやせ(きしもとあやせ) cv.榊原ゆい

私立翠明学園2年生。人気バンド”ファンタズム”のボーカル”FES”として活躍しているアンニュイで少し無気力な少女。淡々とした口調のため、年齢より大人っぽい印象を受ける。かなり感受性が強く、言動はかなり電波系。

岸本あやせ 公式HP

基本何言っているかわからない電波系ヒロイン。こういう人物がボーカルだからバンドが人気なのか人気バンドのボーカルだからこういう人物なのかは永遠の謎。

西條 七海(さいじょうななみ) cv.宮崎羽衣

主人公の妹。私立翠明学園1年生。強気で活動的。口が悪い。兄の拓巳を「おにぃ」と呼ぶ。兄に対しても生意気。しかし、1人暮らしをする兄を裏では心配しているようだ。

西條七海 公式HP

主人公の妹。ギャルゲーでは当たり前の存在ですが、科学アドベンチャーシリーズにいると違和感があります。そこはかとなくトラウマが蘇りそうな気がします。

カオスヘッドのゲームシステム

カオスヘッドの大きな特徴として「妄想トリガー」というゲームシステムがあります。

妄想トリガーはゲーム中に「妄想する」を選ぶと主人公の様々な妄想の世界を見ることができます。妄想の種類はポジティブの妄想とネガティブの妄想の2種類。

セクシャル、グロテスク、バイオレンスなど様々な要素で構成されています。今となっては科学アドベンチャーシリーズの恒例ではありますが、通常のアドベンチャーゲームと異なり、この妄想トリガーがシナリオ分岐に直結したりします。

このシステムとすでにいくつか用語も登場していますが、科学に関連した用語、作り込まれたシナリオと音楽、挿入される描写も相まってゲームとしておもしろくまとまっています。

カオスヘッドのゲームとしての評価

さてここまでは管理人の私個人の評価が先行していましたが、一般的な評価はどうなのでしょうか。

今回はこちらのサイトを参考にさせていただきました。

良い点と残念な点にまとめて紹介していきたいと思います。

良い点
  • 序盤から様々な伏線が張られており、終盤で一気に回収していく展開が熱い。
  • 謎の人物からの干渉や事件に巻き込まれていく主人公の様子がまさにホラーサスペンス。
  • 音楽も印象に残る曲が多く、SEの入れ方、挿入歌がゲームを盛り上げる。

ゲームとしての完成度は見ての通りなかなかのものだと言えると思います。やはり科学アドベンチャーの終盤の伏線回収は他に類を見ない鮮やかさと熱さがあります。

シュタインズ・ゲートの終盤のOP曲を挿入歌として使ったあのシーンが思い出されます。

残念な点
  • 主人公がきもくて序盤で断念するプレイヤーも。
  • 各ヒロインルートがあるが甘いルートではない。
  • 操作面、システム面での使いづらさがある。

主人公のキモさについてはむしろもう誉め言葉ですね。声優の吉野裕行さんの熱演もあって最高にキモいです(誉め言葉)。ただここでプレイを断念するのは激しくもったいないですね。

シュタインズ・ゲートでも同様ですが、基本科学アドベンチャーシリーズの主人公は痛いですから、温かい目と寛容な心で見守っていきましょう。

操作面やシステムに関しては、こういうものとして諦めるほかなさそうです。とはいってもプレイしていれば慣れてくる部分もあるため、そこまで気にしなくても大丈夫かと思います。自分は慣れたのかそこまで気にならず最後まで行けました。

カオスヘッドのアニメは見るべき?

カオスヘッドのアニメに関しては、正直見なくても大丈夫だと思います。

理由はいくつかありますが、大きな問題として尺が全く足りていないことです。1クールで完結するのは不可能な物語を無理やりまとめていますので、視聴者は置いてけぼりとなる展開がいくつかあります。

ただOP曲、ED曲など音楽関連はやはり素晴らしいので見なくても聞いてほしいです。

もうひとつ例外として、ストーリーの大筋だけ理解したい方やゲームをクリアした上で再度確認したい方には一応見る価値はあるかと思います。

一つだけ忠告はアニメのカオスヘッドを見ただけで、カオスヘッドを知ったつもりにならないことです。アニメではカットされていたり、十分に説明がない部分もあるため、アニメを見て興味を持ったらぜひゲームもプレイしてみてください。

まとめ

  • カオスヘッドのゲームは面白いのでやってみる価値あり!
  • カオスヘッドはシナリオ、音楽等々ゲームの評価は上々!
  • アニメ版のカオスヘッドは一部を除いて見なくても大丈夫!ゲームをやろう!

多くの方はシュタインズ・ゲートを知っていてもカオスヘッドは知らないという方が多いと思います。

科学アドベンチャーシリーズはそれ単体でも十分に楽しめる作品たちではありますが、全体を知ることで世界設定や用語など共通点も多数見つけ出すことができます。

もしこれを見て興味が出たらぜひゲームをプレイしてみてください。

今回は「妄想科学アドベンチャー カオスヘッドの紹介」でした。

ではまたの機会に。


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