みなさん、こんにちは。
今回はkeyの元祖泣きゲーとして今でも定評のある「Kanon」について解説していきます。
Kanonってどんなゲーム?
すでに発売から20年以上も経っており、実際にプレイした方は多くないのではないでしょうか。
しかし、泣きゲーの名作とあってリマスターが多数発売されており、現行機でもプレイ可能です。
では、順番に見ていきましょう。
- Kanonは「雪の街」を舞台にした恋愛アドベンチャーゲーム!シナリオ重視の元祖泣きゲー!
- ヒロインは5人!それぞれのルートで主人公の記憶をとりもどしていく感動のストーリー!
名作PCゲーム「Kanon」とは?
Kanonは、keyから発売された恋愛アドベンチャーゲームで記念すべき1作目でもあります。
この後にAIRやCLANNADといったkanonに続く泣きゲーの名作を発売していったことで「泣きゲー=key」というブランドを確立していきました。
Kanonはもともと18禁ゲームとして1999年に発売されましたが、当時としては珍しく性的要素よりも「泣き」や「感動」といったシナリオに注力していたことがユーザーから評価され、今でも「泣きゲーの金字塔」「元祖泣きゲー」と呼ばれ、以後の恋愛アドベンチャーゲームにも多大な影響を与えたといわれています。
アニメ化もされており、ゲームはPC版のほかにPS2やPSPに移植されたこともありますが、現在プレイするならスマホ版かSwitch版、PCメモリアル版あたりが現実的です。
Kanonのあらすじ
舞台は1999年1月6日の「雪の街」。主人公の相沢祐一は、両親の海外赴任に伴い、叔母の水瀬家に居候することになり、7年ぶりに街にもどってきます。
7年前まではよくあそびにきていたはずなのに祐一は当時のことを中々思い出すことができません。悶々とした想いを抱きながらも転入先の高校で出会う5人の少女たちとの交流を深めながら、幼いころの記憶を取り戻していく…といったかんじです。
恋愛アドベンチャーとしても先駆け的な作品なので、いまではほとんど定型文と化した「両親の単身赴任」や「謎の記憶の欠落」などがみられます。
Kanonの登場人物
次にKanonの主要な登場人物をみていきましょう。
相沢祐一(あいざわ ゆういち)
本作主人公。高校2年生で身長173㎝、体重64㎏。なぜか「雪の街」に関する記憶が欠落している。ヒロインたちからはよく「いじわる」、「極悪人」と言われるが根はやさしい。
アニメ版の声優は杉田智和さん。
いまとなってはめずらしい主人公の声優が杉田智和さんです。「涼宮ハルヒの憂鬱」などでは学生役も演じていましたが、現在ではあまり見なくなりました。
ゲームでは機種によって主人公に声がなかったりするので注意してください。
月宮あゆ(つきみや あゆ)
本作のメインヒロイン。17歳。夕暮れの「雪の街」に現れる少女。「うぐぅ」が口癖で、一人称は「ボク」。明るく元気いっぱいで喜怒哀楽が豊かな少女。好物はたいやき。
声優は堀江由依さん。
よく表紙を飾るメインヒロイン。祐一が水瀬家に居候したので、てっきり水瀬家の娘がメインヒロインかと思われがちですが、こちらがメインヒロインです。感動必至。
水瀬名雪(みなせ なゆき)
祐一の従姉妹で17歳の高校2年生。おっとりとしたマイペースでのんびり屋だが、一途で芯の強い面もある。なにげに陸上部部長。メインヒロインじゃないのにパッケージを飾るヒロイン。
寝坊系ヒロイン。幼馴染の従姉妹ポジションにもかかわらずメインヒロインではありません。keyのデフォルメペットの一匹「けろぴー(ぬいぐるみ)」を所持しています。
川澄舞(かわすみ まい)
祐一の上級生で3年生。クールで謎めいた少女。感情表現が苦手で普段は無口で無表情だが、本当は心優しい。「魔物を討つ者」。
無口系ヒロイン。説明を見てもよくわからないかもしれませんが、ネタバレにもなるのでよくわからない状態でプレイすることをおすすめします。
美坂栞(みさか しおり)
祐一の下級生で1年生。はかない笑顔が印象的な病弱少女。好物はアイスクリーム、天敵は辛い物。控えめで目立たないタイプだが芯と意思は強い。
謎の病気を患う病弱系ヒロインですが、極寒の雪の街を薄着で闊歩したり、雪が降る屋外でバニラアイスを食べることができたりと謎は多いです。病弱小悪魔。
沢渡真琴(さわたり まこと)
年齢不詳。祐一に急に襲いかかってきた身元不明の少女。記憶喪失で、自分が何者かもおぼえていない。好物は肉まん。祐一に対してのみ攻撃的だが基本的には人見知り。
金髪ツインテヒロイン。無邪気でかわいいのですが、記憶喪失というのが大きな伏線となります。やっぱりkeyだよねってなるストーリーです。
まとめ【元祖泣きゲー「Kanon」とは?ネタバレなしで紹介!】
- Kanonは「雪の街」を舞台にした恋愛アドベンチャーゲーム!シナリオ重視の元祖泣きゲー!
- ヒロインは5人!それぞれのルートで主人公の記憶をとりもどしていく感動のストーリー!
やはり20年も前の作品とあって古さは感じますが、感動は変わりません。
泣きゲーが好きならぜひ元祖と呼ばれるKanonはプレイするべきだと思います。
今回は「Kanon」の紹介でした。
では、またの機会に。