みなさん、こんにちは。
今回は美少女アドベンチャーゲーム『Summer Pockets REFLECTION BLUE』通称、サマポケについてアニメ化前に楽しめるように解説していきたいと思います。
サマポケは発売当初から久々のkey作品らしい泣きゲーとして有名ですが、実際どんなゲームなのか知られていないのではないでしょうか。
CLANNADやAIRといった他のkey作品をプレイした方ならなんとなく想像はつくかと思いますが、key作品を全くプレイしたことがない方は気にはなるけどどんなゲームか想像できません。
サマポケがアニメ化するけどどんなゲームかわからない…。
key作品全くの初心者でもこの記事を読むことによってどんなゲームなのかわかるように解説していきたいと思います。
では、いってみましょう。
Summer Pockets(サマーポケッツ)とは?
Summer Pockets(サマーポケッツ:以下サマポケ)は、2018年にアダルトゲームブランドkeyから発売された美少女アドベンチャーゲーム、いわゆるギャルゲーです。
keyはアダルトゲームブランドということもあって18禁ゲームを多く発売していましたが、サマポケは全年齢版しか発売していません。
keyはゲームブランドの中でも特に泣きゲー作品に定評があります。第一作目のKanonをはじめ、AIR、CLANNAD、リトバスといったシナリオ重視の泣きゲーを多く世に排出しています。
「Summer Pockets」の由来は、少年時代の大切な思い出を大事にしまうポケットを「夏の小さな宝箱」として例えたもので、key作品としてはめずらしくタイトルの意味がわかりやすいものとなっています。
Summer Pockets REFLECTION BLUE(サマーポケッツ リフレクションブルー)との違いとは?
Summer Pockets REFLECTION BLUE(サマーポケッツ リフレクションブルー:以下RB)は2020年に発売されたアップデート版です。
主な変更点は以下の通り。
- 水織静久、野村美希、加藤うみルートの追加
- 新規ヒロイン・神山識の追加
- 日常シナリオ追加
- ミニゲームのモード追加
- CG追加、演出強化、楽曲追加など
アップデート版というだけあって、無印サマポケの加筆修正版となっており、現在では無印版を買うメリットはほとんどありません。
そのため、本記事でも特別な記載がない限りはサマポケ=RBとしてとらえてください。
個別ルートは無印版の4人にさらに4人を加え合計8人。その他True ENDとして「ALKA」と「Pocket」があります。こちら2ルートはつながっているので連続で攻略することが前提となります。
アニメ化前に予習必須!『サマポケ』のあらすじ
舞台は瀬戸内海にある架空の島・鳥白島(とりしろじま)。
夏休みを利用し、祖母の遺品整理に来た主人公・鷹原羽衣里(たかはらはいり)は、さきに来ていた叔母の岬鏡子(みさききょうこ)の手伝いをしながら、島で出会う新しい仲間と忘れられない夏の生活を送る中で、次第にこの夏休みが終わらなければいいのに、と感じるようになる…。
舞台は、自然豊かな孤島。海や山もあり夏らしさを存分に味あわせてくれます。
島での生活はまさに少年時代の夏の思い出を想起させていくので、プレイヤー自身も物語の進行とともに「戻りたくないなあ」と思わせてくれます。
さらにはkey作品というだけあって、これだけでは終わりません。
島の言い伝えや歴史も物語には大きく影響しているので、物語を通じて島の秘密や登場人物を知ることでひと夏の思い出だけではとどまらない感動的な物語を体験することができます。
アニメ化前に期待度UP!『サマポケ』のキャラクター紹介
メインキャラだけでもさまざまな個性豊かな登場人物がいるので、今回は主人公と個別ルートがあるキャラ8人を中心に解説していきます。
推奨攻略順などは別記事でまとめてあるので、そちらを参考にしてください。
鷹原羽衣里(たかはらはいり)
本作主人公。夏休みを利用して祖母の遺品整理のため、鳥白島にやってきた少年。
性格はマイペースでつかみどころがない。
とある理由で逃げるように鳥白島にやってきた主人公です。どことなくCLANNADの朋也を思い出します。
鳴瀬しろは(なるせしろは)
クールで人見知りをする島の少女。肉親は祖父ぐらいで島では孤立気味。
本作のメインヒロイン。とある理由で人を避けており、それゆえに島からは孤立しています。
性格もコミュ障なので、あまり人と仲良くできるタイプではありませんがメインヒロインです。True ENDはすばらしいの一言です。
空門蒼(そらかどあお)
島の駄菓子屋でバイトしており、老若男女から慕われている少女。野生のキツネ(?)を連れており、いろんな場所で寝ている。
しろはと対象的な活発少女。寝ている理由や家の事情など個別ルートでは物語の根幹の説明があるので早めの攻略推奨です。
キャラデザは「ましろ色シンフォニー」や「9-nine-」シリーズの和泉つばす氏。
久島鴎(くしまかもめ)
いつも大きなスーツケースを持ち歩く不思議な少女。島の住人ではなく主人公同様、この夏だけ島に滞在している。
key作品ではおなじみ、なぜかそこにいるわけあり少女。鴎ルートが個人的には一番「夏の冒険感」を味わえたと思っています。
紬ウェンダース(つむぎうぇんだーす)
島の灯台近くに現れる少女。「やりたいこと探し」をしているドイツ系ハーフ。
口癖は「むぎゅ」。見た目は可愛らしい金髪ツインテールですが個別ルートは結構重めです。
紬ルートと静久ルートで活躍します。たいへんかわいい。
野村美希(のむらみき)
島の治安維持執行部に所属している少女。島の風紀を乱したものには容赦はしない。
RBからヒロインに昇格した少女。でも、筆者は個別ルートで一旦挫折しましたorz。物語の本筋ともあまりかかわらないので、無理はしなくてもいいかも。
水織静久(みずおりしずく)
本土にある島のみんなが通う学校の生徒会長。紬となかよしのおっぱい伝道師。
こちらもRBからヒロインに昇格した少女。
紬ルートのあと推奨ですが、知らなくても特に問題はないです。
加藤うみ(かとううみ)
加藤家にやってきた主人公の又従姉妹にあたる少女。チャーハンが大好き。
加藤家とは主人公の祖母の家のことです。夏休みの間はこの少女とともに生活することになります。
細かな変化にも気づいてあげてください。
神山識(かみやましき)
鳥白島にやってきた旅好きの少女。日本各地の「鬼の昔話」を集めている。
RBで追加された完全新規のヒロイン。個別ルートは極力最後の方に攻略することをオススメします。サマポケという作品の締めにはぴったりです。
ゲームならではの楽しみ方!『サマポケ』オススメポイント解説
『サマポケ』は泣きゲーブランド「key」の最新作ということもあり、泣きゲーとしてすでにかなり高い評価をされています。
同じkey作品といえば初期の『CLANNAD』、『AIR』、『Kanon』があります。これらはすべてメインヒロインを主軸に各ヒロインのエピソードを要所に取り入れていく物語展開となっています。
おそらく『サマポケ』も同じシナリオ展開が予想されるため、しろは√を軸に展開していくと思われます。そうなると自動的に他ヒロインのエピソードのボリュームは省略されてしまいます。
『サマポケ』をアニメ化前にゲームで楽しむメリットはなんといっても各ヒロインの魅力をあらかじめ知っておくことができるということでしょう。
鴎√の夏の冒険感も蒼√の島の秘密も紬√の思い出もどうしてもアニメでは存分に味わえないのではないでしょうか。
『サマポケ』という作品を存分に楽しむためにあらかじめゲームをプレイしておくことがオススメです。幸いにも『サマポケ』はPCでもスマホでもPSでもSwitchでもプレイが可能です。
ぜひ一度プレイしてみてください。
まとめ【『サマポケ』アニメ化前に遊んでおきたい!オススメポイント解説!】
サマポケとは…
- 瀬戸内海の自然豊かな島を舞台に島の仲間たちと忘れられない思い出を紡ぐ物語!
- 個別ルートは8人+True END。True ENDでの感動はさすがkeyのひとこと!
- リフレクションブルーは無印サマポケのアップデート版!今ならRBを買うことを強く推奨!
- アニメの前にゲームで予習しておこう!『サマポケ』はPCでもスマホでもPSでもSwitchでもプレイが可能
今回は『サマポケアニメ化前に遊んでおきたい!オススメポイント解説!』の解説でした。
では、またのきかいに。