みなさん、こんにちは。
今回は『アニメ版のカオスチャイルドの感想と評価』をしていきたいと思います。
同じ科学アドベンチャーシリーズのシュタインズゲートはゲームもアニメも高評価ですが、一作目のカオスヘッドは低評価が目立ちます。
科学アドベンチャー4作目『カオスチャイルド』の評価は果たしてどうなっているのでしょうか。
アニメ版のカオスチャイルドはおもしろいの？どんな人にオススメ？
実際に視聴してきたので、『アニメ版カオスチャイルド』の感想と評価をまとめていきます。
すぐ見たい方はでさがしてみましょう。
では、いってみましょう。
- 『アニメ版カオスチャイルド』はまあまあひどいけど、全部悪いわけではない。
- アニメを見るかはゲームをプレイするかどうかで決めるのがオススメ。
- アニメは見なくてもゲームはやれ。
ポチップ
『アニメ版カオスチャイルド』について
【6/30まで】期間限定上映中「CHAOS;CHILD SILENT SKY」は今週6/30（金）までとなります！まだご覧頂いていない方はぜひ劇場へ！入場者プレゼントのポストカードも数に限りがございますのでお早めに！#カオチャアニメ pic.twitter.com/7KrAcLvheX
— TVアニメ「カオスチャイルド」公式 (@chaoch_anime) June 26, 2017
カオスチャイルドについては詳しい情報はこちら。
『カオスチャイルド』は5pb（現MEGES.）制作のアドベンチャーゲームです。
科学を題材としたアドベンチャーシリーズで、シュタインズゲートなどとまとめて『科学アドベンチャーシリーズ』として人気の作品群です。
アニメーション制作はSILVER LINK.。全13話＋OVAで構成されています。
アニメ版のカオスヘッドが全12話の1クールだったことを踏まえるとすでに嫌な予感がしますね。
『アニメ版カオスチャイルド』はひどいって本当？
ここからは主観的な感想を含みます。
まずは、『アニメ版カオスチャイルド』の個人的評価ですがまあまあひどいと思っています。
大きく理由は３つ。それぞれ見ていきましょう。
【ひどい理由①】圧倒的な尺不足
『カオスヘッド』のときも同様でしたが、圧倒的な尺不足は作品全体に悪影響を及ぼしました。
というのも『カオスチャイルド』が尺不足であったせいで、物語の展開の表面だけをすくい上げた内容、意味不明な出来事や専門用語で混乱など視聴者置いてけぼりのストーリーが展開していきます。
ゲームプレイ済みの方やシュタインズゲートを知っている方は、ご存知だと思いますが、科学アドベンチャーの醍醐味はなんといっても伏線回収です。
序盤で「あれ？」と思っていた部分が終盤に向けて「これだったのか！」となる圧巻の伏線回収は、科学アドベンチャーシリーズが好きな方なら一度は味わったことがあるのではないでしょうか。
しかし、『アニメ版カオスチャイルド』ではゲーム版ほど鮮やかな伏線回収や爽快感を味わうことはできません。
アニメ版シュタインズゲートでは、できていたことなので２クール分あれば可能だったのかもしれませんが、さすがに１クールでまとめることは無謀だと言わざる終えませんでした。
【ひどい理由②】意味がわからない部分が多い
科学アドベンチャーシリーズは科学を題材にしていることもあり、専門用語はかなり多いです。
当然『カオスチャイルド』も例外ではなく、『カオスヘッド』や『シュタインズゲート』をすでに見ているならまだしも、いきなり『カオスチャイルド』から見てしまうと完全に置いてけぼりを喰らいます。
『カオスチャイルド』は『カオスヘッド』の数年後の渋谷を舞台としており、物語上つながる部分も多いです。
ゲーム版では丁寧に説明を入れてあるおかげで、『カオスチャイルド』からプレイできるように工夫されていましたが、アニメ版では勝手が違います。
物語は流れるように進んでいってしまうため、よくわからない用語や世界観がよくわからないまま展開されていき視聴者はよくわからないままアニメを見終えます。
そのため、『カオスチャイルド』のアニメしかみていない人にとってはよくわからないアニメ、つまらないアニメで終わってしまったのではないでしょうか。
【ひどい理由③】ネタバレはしっかりしていく
ゲームの表面だけをすくい上げた内容であるため、当然のように物語に直結したネタバレはしていきます。
尺の都合上仕方がないことですが、伏線といえるものかどうかよくわからないままラスボスも判明してしまいます。
『カオスチャイルド』のネタバレは物語の性質に大きく影響してしまい、シュタインズゲート同様「ラストを知らないほうがいい作品」の代表格です。
アニメ版ではどうしてもほぼすべてのネタバレを含んでいる上、びっくりするほどあっさりと流されてしまいます。
ゲーム版では、ハラハラしながら読み進め、伏線回収されたときには鳥肌がたったようなことでもあっさりとです。
そのため、アニメ版は丁寧に物語を楽しみたい方にはオススメできません。
『アニメ版カオスチャイルド』の評価ポイント
これまで『アニメ版カオスチャイルド』がまあまあひどい理由についてまとめてきましたが、評価できるポイントもいくつかあります。
【評価ポイント①】主題歌をはじめ歌がいい
主題歌関連がいいのは科学アドベンチャーシリーズにとってはいつものことですが、『アニメ版カオスチャイルド』も例にはもれません。
最初聞いたとき感想は「疾走感があっていいな」とかだと思いますが、物語をすべて知った後では「やっぱり科学アドベンチャーだ！」となることでしょう。
【評価ポイント②】キャラがかわいい
キャラがかわいいのは『カオスヘッド』のときと大きく異なる点です。
個人差はあるかと思いますが、やはり技術の進歩もあいまってキャラはかわいくなっています。
ゲームではほとんど動きがないキャラクターたちが動いてくれるのは原作ファンとしても嬉しいところです。
【評価ポイント】トラウマは健在
『カオスチャイルド』はトラウマ作品としても有名でよく「カオスチャイルド トラウマ」などで検索されていたりします。
アニメ版でもその片鱗を確認でき、すべてではありませんがなぜ『カオスチャイルド』がトラウマになる作品として有名なのかを理解することができます。
トラウマに関しては、物語の流れを置いておいても一発でわかる衝撃度となっているので安心（？）してください。
くれぐれも「カオスチャイルド プレゼントボックス」などで検索しないようにしましょう。
『アニメ版カオスチャイルド』はこんな人にオススメ！
さて、『アニメ版カオスチャイルド』についての感想や評価をまとめてきましたが、結局どんな方にオススメなのかは以下に尽きると思います。
- ゲームは絶対やらないけど『カオスチャイルド』のストーリーは知りたい。
- ネタバレやストーリーの概要を知った上で『ゲーム版カオスチャイルド』をやりたい。
- ゲームをやった上で立ち絵じゃない動くキャラが見たい。
『アニメ版カオスチャイルド』をみるかどうかは、ゲーム版をプレイするのかどうかになるかと思います。
『カオスチャイルドのアニメかゲームどっちがオススメか』という質問に対しては『圧倒的ゲーム』です。
個人的にはとりあえずゲームをプレイしてみて時間があればアニメを楽しむのが一番『カオスチャイルド』を楽しめると思っています。
まとめ【アニメ版カオスチャイルドの感想と評価！】
- 『アニメ版カオスチャイルド』はまあまあひどいけど、全部悪いわけではない。
- アニメを見るかはゲームをプレイするかどうかで決めるのがオススメ。
- アニメは見なくてもゲームはやれ。
今回は『アニメ版カオスチャイルドの感想と評価』でした。
ぜひでさがしてみましょう。
ではまたの機会に。