みなさん、こんにちは。
今回はPCゲーム『はつゆきさくら』について紹介していきます。
『はつゆきさくら』というとおり「初雪から桜」の季節を舞台にしており、テーマはずばり「卒業」です。
卒業?学生時代に楽しい思い出なんかねえよ!と思うかもしれませんが、ゲームはゲーム。
いい感じに現実とフィクションが伏線にも定評がある良ゲーです。
はつゆきさくらってどんなゲーム?
そうはいってもどんなゲームなのかわからないならやる気も起きません。
そこで今回はそんな『はつゆきさくら』がどんなゲームなのか紹介していきます。
では、いってみましょう。
はつゆきさくらとは?
『はつゆきさくら』は2012年にSAGA PLANETS(以下サガプラ)より開発された18禁PCゲームです。
サガプラの四季シリーズの最後を飾る「冬」がテーマの作品となっています。
2012年の美少女ゲーム人気投票で総合部門、シナリオ部門、音楽部門のすべてで1位を達成しており、その人気もありその後2017年にPSvita、2019年にPS4に移植されています。
ゲームシステムは通常の美少女アドベンチャー同様、マップ選択や会話の中で選択肢をえらぶことによって各ヒロインを攻略していくシステムとなっています。
ジャンルとしてはキャラゲー寄りのシナリオゲー、特に泣きゲーに分類されます。
プレイ時間は30時間程度、エンディング数は10。最後には伏線と感動を味わえる良ゲーです。
キャッチコピーは「初雪から桜まで、卒業おめでとう」。四季シリーズ最後にふさわしい秀逸なキャッチコピーです。
はつゆきさくらのあらすじとは?
舞台は幽霊が蔓延るとうわさの都市・内田川邊市。
主人公「河野初雪」は2つの復讐心を心に秘めながら白咲学園に通う不良生徒。
12月のとある夜、初雪はまっしろなドレスを着た美しい少女とウサギに出会う。
めぐる春夏秋冬、終わる1095日。冬を超えて春が訪れる頃。
初雪から桜まで、卒業おめでとう。
『はつゆきさくら』は幽霊のうわさ話から始まり、舞台である内田川邊市にも幽霊がいたるところに紛れています。
そんな街で主人公「河野初雪」はある12月の夜にウサギを探す少女「玉樹桜」と出会うところから物語が始まります。
桜をはじめ、学園やアルバイト先のヒロインたちと冬を過ごし、やがては春を迎えるというストーリーです。
最後にはTRUE ENDも用意されており、伏線回収もなかなか秀逸です。
はつゆきさくらの登場人物とは?
『はつゆきさくら』の攻略可能ヒロインは5人。主人公とともに軽く紹介していきます。
河野初雪(かわのはつゆき)
『はつゆきさくら』主人公。白咲学園に通う3年生(不良)。カフェでバイトしている。
複数の幽霊にとりつかれたゴーストチャイルド。2つの復讐心を持っている。
ゴーストチャイルドやら復習やら厨二心をくすぐる用語がたくさん出てきます。
『はつゆきさくら』は主人公が厨二設定をもっているため、卒業やら感動やらを忌避する楽しくない学園生活を送ってきた人たちもしっかり楽しめる作品となっています。
楽しくない学校生活を送ってきた方たちは『はつゆきさくら』で真の卒業を取り戻しましょう。
玉樹桜(たまきさくら)
初雪が12月の夜に出会う少女。後に白咲学園に転校してくる3年生。
「ネム」というウサギを連れており、内田川邊にはゴーストチャイルドを探しにやってきた。
『はつゆきさくら』のメインヒロイン。Wikipediaには重大なネタバレが書いてあるので、プレイ前には見ないことをオススメします。
不良主人公にも積極的に話かけてくれる天真爛漫な性格。非常に良い子です。
小坂井綾(こざかいあや)
初雪が働くカフェのウェイター。年齢は初雪の1つ上で白咲学園はすでに卒業している。
在学中は生徒会長をだったり、剣道の実力者だったりと強者。しかし、性格は優しく人当たり○。
主人公が3年生でも先輩ヒロインは存在します。
生徒会長であったこともあり不良主人公の扱いがうまく、さすが年上ヒロインといった感じです。
お姉さん好きにはたまらんでしょう。
あずま夜(あずまよる)
白咲学園2年生。スケートサークルに所属しており、技能はかなり高いが過去のアイスダンス大会での事故が原因で「呪いの姫」と呼ばれている。
声がかわいいで有名なヒロインです。興味がある方は公式サイトにサンプルボイスがあるのでご視聴ください。
性格が真面目で友人が多いヒロインですが、こういう人っていつも不幸に見舞われている印象です。
東雲希(しののめのぞむ)
白咲学園1年生。進路指導委員長を務めており、不良生徒の進路相談を請け負っている。
初雪に憧れて男言葉を話す。男同士の友情に憧れている。
頭が足りない後輩ヒロイン。東雲が読めるようになったのはギャルゲー、エロゲーの方はそれなりにいるはず。
天然、努力家、巨乳、後輩系ヒロイン。こういうのが好き!という人の「好き」を最大限詰め込んだようなヒロインです。
シロクマ
初雪が働いているカフェに突如あらわれてた少女。自身を「ロシア出身のシロクマ」と言い張る。
世間知らずでドジっ子。綾の教育により少しずつ仕事に慣れていく。
素性がほとんどわからないヒロインですが、シロクマルートではかなり物語の根幹にもかかわります。
そうはいっても、学園関係者でないということもあり他ルートでの出番はほとんどありません。
まとめ『はつきさくらはこんなゲーム!』
- 『はつゆきさくら』は冬から春を舞台にした美少女アドベンチャー!
- テーマは『卒業』!幽霊が蔓延る街で少女たちとかかわりながら復讐を遂げろ!
- 攻略可能ヒロインは5人。エンディング数は10。プレイ時間は30時間程度。
タイトルの『はつゆきさくら』、登場人物の『初雪』と『桜』、キャッチコピーの『初雪から桜まで、卒業おめでとう』とゲームをクリアするといろんな意味で感動する秀逸なフレーズがたくさんある印象でした。
自分が最初に購入したときは、キャラのかわいさに惹かれてだったので正直キャラゲーだと思っていましたが、ストーリーもよくできていました。
冷静に見直すと目がでかいしかなり違和感あるのですが、なぜかわいくみえるんでしょうか。いつも疑問です。
そんなこんなで今回はPCゲーム『はつゆきさくら』の紹介でした。参考にしていただけたなら幸いです。
では、またのきかいに。