【用語解説】電波ゲーとは?クセが強いゲームをお探しの方にオススメのゲームジャンル!

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【用語解説】 電波ゲーとは? クセが強いゲームをお探しの方に オススメのゲームジャンル!
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みなさん、こんにちは。

今回はクセが強い、世界観が独特、エンディングに救いはないゲームジャンル『電波ゲー』とは?について解説していきます。

昨今、社会情勢やソフ倫の規制などで尖った作品はめっぽう減ってしまいましたが、電波ゲーの中には20年以上前の作品であってもいまもカルト的人気を誇る作品はたくさんあります。

でも、電波ゲーがそもそもわからない…。鬱ゲーとは違うの?

ゲーム周りの用語では混同しやすい言葉も多く、電波ゲーも鬱ゲーとの区別はなかなか難しいです。

そこで今回は、まず『電波ゲーとは?』というところに焦点をしぼり解説していきたいと思います。

ではいってみましょう。

  • 『電波ゲー』とはゲームジャンルのひとつで、『電波系ゲーム』の意味。
  • 『電波ゲー』は世界観や登場人物のクセが強い、エンディングに救いがない、物語が難解などの特徴がある
  • 『鬱ゲー』は展開やエンディング、プレイヤーが鬱。『電波ゲー』の多くは『鬱ゲー』に区分される

ゲームジャンルとしての『電波』

三大電波ゲーの画像
電波ゲーの中でも特に有名な三大電波ゲー

ゲームジャンルにおける『電波』は当然ながら一般的に使われている『電波』という用語とは意味は異なります。

ゲームジャンルにおける『電波ゲー』とはいわゆる『電波系のゲーム』を指し、狂ったゲーム展開が起きたり、一般人には到底理解できないようなゲーム性をもつゲームのことです。

もともとはエロゲー業界でよく使われていた言葉ですが、美少女アドベンチャーゲーム以外にも『電波ゲー』と呼ばれるゲームは存在しています。

また、『電波ゲー』はエロゲーの中でも特にシナリオに重きをおいた「シナリオゲー」に分類される事が多いです。

『電波ゲー』は「狂った急展開」を起こすゲームであっても一定の整合性はとれており、支離滅裂な急展開で急なエンディングを迎えるようなクソゲーとは一線を画し、評価も怪作や奇作とされることが多いです。

一見すると無茶苦茶な展開ですが、その中にも意味があったりと伏線や隠し要素も多く、エンディングの展開や登場人物の言動・行動、シナリオの展開などを考察する人が増え、カルト的人気になったりもします。

なぜ『電波系』と呼ばれるのか?

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『電波系』は、もともと「妄想癖のある人」「なにかを受信している人」「行動や言動が不気味で理解できない人」、「他社とのコミュニケーションを取ろうとしない人」を指す言葉で「電波ゲーム」の他にも「電波ソング」などが有名です。

『電波系』の語源ですが、こちらは実際に起きた通り魔事件の犯人が「電波攻撃」を受けたという旨の供述したのが始まりとされています。

頭のおかしい人=電波を受信する人=『電波系』といった具合です。

そのため、『電波ゲー』には頻繁に精神疾患や妄想、幻覚、宗教、哲学といった用語もセットで使われます。

『電波ゲー』の特徴とは?

ゲームジャンルにおける『電波ゲー』は、一般的に下記のような特徴があります。

  • 物語の展開は精神疾患や宗教、哲学が混ざったりしてとても難解。一周ではほぼ理解できない。
  • 基本的にエンディングに救いはない。なにが起きたかよくわからない終わり方もザラ。
  • 登場人物やシナリオもクセが強く、世界観も独特なため人を選ぶ。ハマらない人から見ればクソゲーと変わらない。

大勢の方にはなにもわからずつまらないゲーム認定されてしまいますが、コアな人にはとことん刺さるのが『電波ゲー』の特徴です。

そのため、発売当時でも大した人気にもならず会社自体が倒産してしまったり、リメイクや移植をしようにも現在の社会情勢やソフ倫が許してくれなかったりと『電波ゲー』を取り巻く環境はいつの時代のきびしいのが実情です。

当時から流通量も少なく、リメイクや移植もないため、ダウンロード販売もされず現在プレイするための難易度も他のゲームの比にはなりません。

おまけに「コアな人には刺さる」ため、いまではプレミア価格で出回っており入手するだけでも一苦労です。

しかし、そうまでしても手に入れたい、やってみたいと思わせるのも『電波ゲー』の不思議な魅力のひとつと言えるでしょう。

さよ教①の画像
三大電波ゲーのひとつ『さよならを教えて』パッケージは数万円で取引されている

『電波ゲー』と『鬱ゲー』との違い

電波ゲーと鬱ゲーの違いの画像
電波ゲーは鬱ゲーに含まれることも多い

『電波ゲー』とよく引き合いに出される『鬱ゲー』ですが、明確な線引があるわけではありません

『鬱ゲー』は一般的に鬱展開を描いたゲームであるため、展開が陰鬱になったり、エンディングが鬱展開であったり、プレイヤーが鬱になったりと「なにかが鬱になる」と『鬱ゲー』と呼ばれます。

基本的には登場人物や世界観には尖ったクセなどもなく、物語自体の理解はそう難しくないことが多いです。

また、『電波ゲー』はエロゲーを始めとした美少女アドベンチャーゲームに多いですが、『鬱ゲー』はRPG、アクションなどゲームジャンルを問わないことが多いです。

一方で『電波ゲー』は鬱展開や救いのないエンディングを迎えることが多く、『鬱ゲー』に含まれることも多いです。

まとめ【電波ゲーとは?クセが強いゲームをお探しの方にオススメのゲームジャンル!】

  • 『電波ゲー』とはゲームジャンルのひとつで、『電波系ゲーム』の意味。
  • 『電波ゲー』は世界観や登場人物のクセが強い、エンディングに救いがない、物語が難解などの特徴がある
  • 『鬱ゲー』は展開やエンディング、プレイヤーが鬱。『電波ゲー』の多くは『鬱ゲー』に区分される。

今回は『電波ゲーとは?』の解説でした。

ではまたの機会に。

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