【ネタバレなし】『終のステラ』の個人的評価と感想!ボリュームと価格は控えめだけど十分な満足感!

※本ページにはプロモーションが含まれています。

『終のステラ』 個人的評価と感想! ボリュームと価格は控えめだけど 十分な満足感!
この記事は約4分で読めます。

みなさん、こんにちは。

今回はネタバレなしで『終のステラ』の個人的評価や感想をまとめていきます

Key『終のステラ』オープニングソングムービー

ネタバレなしで紹介していくので遊んでいようか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

では、いってみましょう。

他のKeyのキネティックノベル作品についてはこちら。

『終のステラ』の個人的評価

終のステラ1の画像
荒廃したSF世界が舞台©VISUAL ARTS / Key

Keyのキネティックノベルとして発売された『終のステラ』ですが、評価としては「良作」です。

ボリュームや価格帯は控えめですが、「さすがはKey」といえるような十分なシナリオ、BGMでした。

『終のステラ』は「田中ロミオ」氏がシナリオを担当していることもあり、もともとのファンはもちろん、SFファン、ギャルゲーファンも楽しめる作品だと思います。

クリア時間はゆっくり遊んでも10時間程度、価格帯はロープライスで定価でも2000円程度とかなり遊びやすい設定になっています。

ボリュームや価格帯を考えるとギャルゲー初心者にはオススメの作品です。Key作品はフルボリュームだとどれも100時間ぐらいかかるようなゲームもザラなので、Key作品に触れてみたいけど合うかわからないという方は、『終のステラ』から初めてみるのもいいのではないでしょうか。

実際に「萌ゲーアワード」でも賞を獲得しているくらい完成されている作品なので迷っているくらいならプレイしてもおきましょう。

『終のステラ』の個人的感想

終のステラ3の画像
©VISUAL ARTS / Key

では『終のステラ』をプレイした個人的な感想をまとめていきます。

田中ロミオ氏によるSF作品

「泣きゲー」ブランドとして有名なKeyですが、リアリティの中に精神世界など概念的な思想が混ざることがあり、実際それが物語の深さと最終的な感動に繋がっていきます。

『終のステラ』においては、そういった世界に加えSF世界という設定が十分に活かされており、思わず世界観にのめり込んでしまいます。

ロミオ氏の作品は『Rewrite』『CROSS†CHANNEL』などの有名な作品はプレイしてきましたが、「田中ロミオのSF」として遜色ない作品だと思います。

Key作品としては珍しくSFとして設定を全面に押し出しながら、ギャグシーンはなくシリアス全開で進行していきます。

作風の関係上、生き死にを描いていたりと重い展開が続くのでこれまでのKey作品とはまた違った作風を楽しむことが出来ます。

音楽関連、BGMの秀逸さ

Key作品はもともとBGM関連に定評がありますが、『終のステラ』に関しても例外ではありません。

物語の完成度に合ったBGMが物語の要所要所に盛り込まれており、さらに没入感を高めてくれます。

キネティックノベルは選択肢もないので、オートモードにしながら「見る小説」として楽しむ事ができます。

『終のステラ』の注意点、ボリューム、選択肢などなど

終のステラ4の画像
©VISUAL ARTS / Key

やはり、ボリュームや選択肢の有無に関しては賛否両論あるようです。

『終のステラ』のような作品であれば「ここに選択肢があれば!」「他のエンディングが見たい!」と思うこともあります。そして「もっと続きが見たい!」と感じることもあるでしょう。

最近の流行もあり、「アニメのように受動的に進められるギャルゲー」が広く展開されているのも事実です。

これまでのフルボリューム作品に比べ「物足りないなあ」と感じますが、その反面、ギャルゲー初心者にとってはこれほどリーズナブルで飽きる前に完結できる作品ほどありがたいものもありません。

最近はロープライスの良ゲーも数多く存在するので好きな方はそういった作品を、逆に「物足りないなあ」と感じた方は次はぜひフルボリュームの作品をプレイすることをオススメします。

ボリュームに関して否定的な意見を述べましたが、シナリオの完成度が低いわけではありません。むしろこのボリュームだからこその完成度で、無駄もなく一気に進めることもできるので満足感も十分に味わうことができます。

まとめ【『終のステラ』は良ゲー!賛否両論もあるけど高評価!】

今回は『終のステラ』の個人的評価と感想をまとめました。

Keyのキネティックノベルはどれも同じくらいの価格帯、ボリュームなので『終のステラ』がクリアできたらぜひ他の作品もあそんでみてください。

タイトルとURLをコピーしました